望むときに安心して腎移植を受け、健やかで楽しい人生を取り戻せる未来。

ドナーになるまで【4】動き始めて

診察 ドナー体験記

ハロー!腎移植ドナーのふぐモフ(@fugumofu_HKL)です。

わたしは、腎臓ドナーになろうと思っていることを旦那さんに伝えました。

旦那さんは大喜びです。

一方で、ドナー体験者の情報を探しましたが、さっぱり集まりませんでした。

これ以上あてもなく情報を探すより、食事療法で通院している望星新宿南口クリニック(腎臓・代謝病治療機構)に相談した方がよさそうです。

わたしたちは、2017年1月頃に、中尾先生に相談しました。

こうして腎臓移植へと動き出したのではありますが、ここから移植までが、思いがけず長い道のりだったのです。

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まずは腎臓病専門医に相談

わたしたちは、診察の時に、夫婦間腎臓移植を考えていることを中尾先生に伝えました。

中尾先生はちょっと驚いたようですが、背中を押してくれました。

都内だと腎移植で実績のあるのは、東京女子医科大学病院と東邦大学医療センター・大森病院ですけど、どちらがいいですか?

通院しやすい、東京女子医科大学病院がいいです

紹介状を書いておきますから、手元に届いたら東京女子医科大学病院に予約とっておいてくださいね

わかりました

今の手術は進化しているから心配ないですよ

はぁ

透析前に移植するケースもあるから

少し安心しました

わたしは、健康診断はほぼオールAの健康人間なので、医者にかかったことがあまりありません。

なので、人生の中で関わった医者はほんの数人ですが、中尾先生はその中で一番好きな先生です。

いつも詳しく説明してくれるし、わたしたちの理解を待って話を進めてくれるので、気後れせず安心できました。

こういう先生は、実はそんなに多くないことを、わたしはこの後知ることになるのです。

とはいえ、この時は、中尾先生に応援してもらえたことで、わたしたちはとても明るい気持ちになりました。

腎移植への道のりは一歩一歩

一歩一歩

2017年2月、中尾先生から紹介状をもらうと、次は東京女子医科大学病院に初診の予約です。

大きい病院には大勢の患者さんがいるので、予約が取れたのは3月末頃です。

移植に向けて動き出しましたが、生活は現状維持というか、望星新宿南口クリニック(腎臓・代謝病治療機構)に通院して食事療法を続けていました。

よくわからないけど、こういうことは一歩一歩なんだなあ、一足飛びには進まないものだなあ

大きく動き出したと思ったけど、順番がめぐってくるまで待つしかないですね。

さいごに

わたしたちは、子供を持たない夫婦2人家族なので、2人の意思統一ができればすぐに行動に移すことができました。

子供がいる家庭では、こうはいかないかもしれません。

腎臓病が遺伝性の病気だった場合、子供も腎臓を悪くすることもあるかもしれず、そうなったら、お子さんに移植したいと思う人もいるでしょう。

また、家族構成や状況により、なかなか移植に踏み切れないこともあると思います。

これは、難しい問題です。

でも、わたしは、腎臓移植については「オーバーホール 改造車の世界」で見たドナー(ジェイソン)とレシピエント(ウィリアム)の笑顔の印象がものすごく強かったので、不安や心配はあまりしていませんでした。

彼らは、わたしが目にした、たった1件の腎移植体験ドナーとレシピエントだったからです。

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