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知られざる対馬銘菓「かすまき」!たった一口で虜になった話

かすまきグルメ

ハロー!甘いものが大好きな肉球アッパー(@hellokidneylife)です。

先日、知人から「かすまき」なるものをいただきました。

なんでも、長崎県の対馬地方の代表的なお土産なのだとか。

対馬(つしま):九州と韓国の間の対馬海峡に浮かぶ島で、韓国までは直線距離で49.5キロに位置し、「国境の島」と呼ばれています。
沖縄本島と北方四島を除けば、佐渡島・奄美大島に次ぐ大きさです。

かす=酒粕かな?

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対馬銘菓「かすまき」どんなもな?

かすまき小まき包装

開封してみたところ、それは酒粕でななくあんこをカステラ生地で巻いた和菓子でした。

私がいただいたものは、「かすまき小まき10個入り」というもので、普通の「小豆のあんこ」と「白あん」が5個ずつ入っていました。

手触りの良い和紙のような素材で包装されていて、1つ1つが大きめのシュウマイほどなので、見た目が可愛らしいです。

対馬銘菓「かすまき」食べてみた

かすまき小まき

カステラであんこを巻いてあるから「かすまき」、とはうまく言ったものです。

長崎県はカステラ発祥の地ですから、対馬地方でこのような和菓子が作られたのは納得がいきますね。

食べた感想は

美味しい!

の一言です。

ふわふわ生地とたっぷりのあんこが、口の中で溶け合った瞬間、思わずにっこりしてしまいました。

どら焼きに似ていますが、「かすまき」はあんこの主張が激しいので食べ応えがあり、満足感が大きいです。

あんこは甘さ控えめとは言えませんが、かと言って甘すぎることもなく、ちょうどいい甘さでした。

ひと口で食べるのをおすすめします。頰ばる形になりますので、満足感もひとしおなのです。

以下は、同梱の説明書からの抜粋です。

対馬の「かすまき」は、江戸時代に参勤交代から帰郷した領主の無事を祝い、長旅の疲れを癒すために作られたともいわれています。

当時大変に貴重だったあんをたっぷり入れ、日本ではまだ珍しかったカステラ風生地を使った菓子は非常に高価で、朝鮮交易などで栄えた当時の対馬藩の栄華をしのばせる一品です。

なるほど、対馬藩主、つまりお殿様が召し上がるお菓子だったのですね。

美味しいのも当然です。

対馬銘菓「かすまき」自分でお取り寄せ

かすまき

2〜3日ですべて食べてしまったので、もっと食べたいと思いお取り寄せしてみました。

初めて知ったのですが、「かすまき」って本当の姿は長いんですね。

最初に食べた「かすまき小まき」は、食べやすいように4〜5等分にカットしたものを、個包装した商品でした。

本来の「かすまき」は、のり巻きのように細長くさらにボリューミーでした。

ハッキリ言って、これ1本で満腹になりました。

コスパ最高!

対馬銘菓「かすまき」と歴史ロマン

2017年10月31日、「朝鮮通信使に関する記録 ‐ 17世紀~19世紀の日韓間の平和構築と文化交流の歴史」がユネスコ記憶遺産に登録されたことで今、対馬が注目されています。

かすまきハングル案内

「かすまき」の説明書にも、対馬藩主宗家の伝来品で朝鮮通信使の行列を描いた「朝鮮国信使絵巻」が印刷されていました。

また、対馬における元寇を題材とした漫画(アンゴルモア 元寇合戦記)やゲーム(Ghost of Tsushima)も製作されていて幅広い世代に人気があります。

「かすまき」を食べながら、悠久の歴史ロマンを感じてみるのも一興ですね

さいごに

江戸時代から続く伝統の銘菓「かすまき」は、とっても美味しくて大満足、すっかり虜になってしまいました。

甘党の方だけでなく、お子さんからお年を召した方みなさんに是非、食べていただきたい和菓子です。

ギフトに最適ですよ!食べればみんなニッコリしますから

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