望むときに安心して腎移植を受け、健やかで楽しい人生を取り戻せる未来。
入院

腎移植体験記【10】入院10日目:手術後2日、痛みの中での歩行

手術後に最も恐れるのは、急性拒絶反応です。毎朝、採血と検温、体重測定を行い異常がないかチェックします。前日の血液検査の結果のプリントが朝に渡されます。クレアチニンの値が1.72mg/dlになっていたのは感動しました。以前は最高8.9もありましたから
入院

腎移植体験記【9】入院9日目:手術後1日、病室に戻る

集中治療室での全身管理を終え、昼すぎに9階の2人部屋に戻って来ました。腎移植手術を終えた患者さんは、必ず2人部屋に転床させられます(差額ベッド代が発生します)。この部屋は窓側と通路側に別れています。窓側でしたので右側面に大きな窓があり、眺めも良く、明るく解放的で快適でした
東京女子医科大学病院

東京女子医科大学病院の腎移植手術、どんな風にするの?

2017年9月東京女子医科大学病院で夫婦間・先行的生体腎移植手術を受けました。腎移植手術とは・・・親、子、兄弟などの親族、または配偶者から腎臓の提供を受ける「生体腎移植」と、脳死や心臓死になられた方から腎臓の提供を受ける「献腎移植」の2種類があります。
入院

腎移植体験記【8】入院8日目:ドキドキの手術当日

ついにやって来た手術当日。この日が訪れるのを、期待と不安の入り混じるフワフワした感覚で過ごしてきました。思えば、はじめて東京女子医科大学病院を受診したのが半年前、それから生体腎移植手術に向けて準備してきたことが、今日報われるのです。
入院

腎移植体験記【7】入院7日目:手術前日のドタバタ

手術を明日に控えたこの日、ドナーである妻が同じ病棟に入院しました。ドナーは腎臓を摘出するだけなので、手術前の治療は特にありません。レシピエントは手術前1週間、ドナーは前日に入院します。この日の予定は、血液透析と血漿交換透析、執刀医による手術前の最終説明でした。
入院

腎移植体験記【6】入院2〜6日目:忙しい日々

入院2日目の早朝、昨日の夕方挿入された「透析用短期留置カテーテル」による首の違和感で目が覚めました。傷口が少しチクチクするので鏡で確認したところ、傷口を保護するために貼ってある防水ビニールシートの内側にまあまあの量の出血がありました。
東京女子医科大学病院

【体験記】東京女子医科大学病院の入院生活とは?設備、病室、食事、必要なもの

2017年9月、東京女子医科大学病院の中央病棟9階(泌尿器科病棟)に腎移植手術を受けるため入院しました。そのとき体験したことを記事にしています。ナースステーションで入院の確認が済むと、ビニール製の「患者識別バンド」を片方の手首にはめられます。
入院

腎移植体験記【5】入院1日目:恐怖!いきなりオペ!?

2017年9月の中旬のまだ暑さの残る日、東京女子医科大学病院・中央病棟に入院しました。手術は1週間後ですが、それまで何かしらの処置や治療といった準備が必要になるからです。初めての入院に、不安な気持ちを抱きつつ午前10時、病院に到着。入院窓口で30分ほど待たされて、泌尿器科病棟である9階のナースステーションへ。
通院

腎移植体験記【4】6回目の通院:眼科検診、肺機能、麻酔科

2017年9月11日、ついに入院前最後の通院です。予約をしてあるとはいえ、待ち時間が意外と長くて丸1日がかりでした。通常の視力検査のあと、薄暗い部屋で眼底カメラによる精密検査を受けました。
通院

腎移植体験記【3】5回目の通院:膀胱尿道造影検査でまさかのハプニング!

2017年8月10日、5回目の通院です。この日は膀胱尿道造影検査を受けました。これは膀胱、尿道、前立腺の形、大きさ、尿の逆流がないかをレントゲンで撮影して調べるものです。地下一階の検査室に入ると下半身を下着も全部脱いで紙製の検査着をはきます。
通院

腎移植体験記【2】2〜4回目の通院:精神科、成人心エコー検査、CT検査

2〜4回目の通院は大体1ヶ月おきでした。人生で初めての大きな試練に立ち向かうべく、着々と準備を重ねているような感覚を呼び起こされていました。腎移植をするドナーとレシピエントは別々に精神科にかからなくてはなりません。
通院

腎移植体験記【1】東京女子医科大学病院で初めての診察

2017年3月30日、前もって予約していた泌尿器科を受診しました。不安と期待がこんがらがってフワフワするような心もとない気持ち。若松河田駅出口から病院へと歩いていると、見頃になった桜並木がとても綺麗でした。
東京女子医科大学病院

東京女子医科大学病院の基本データ、入院してわかった良い点悪い点

東京女子医科大病院の外来センターの入り口に立つとその明るさに驚きます。4階まで吹き抜けで天井がガラス張りになっているため、晴天の日は太陽光が降り注いでいます。近代的で明るく開放的な建築物ですね(地上5階、地下3階)。
移植前の生活

腎不全になるまでと腎移植決断の経緯

私は、25歳頃から高血圧の症状があり30歳頃に近所の内科医院に通院し始め、処方してもらった降圧剤を毎日服用していました。この頃は自覚症状は何もなくただ単に血圧の値が高いというだけでした。治療という治療はなく、月に1回通院して血液検査と尿検査を受けていました。
体質

【血管迷走神経反射】採血の時に失神する体質とは!?原因と対処法

採血が終わってから気絶したことが5〜6回あります。その場ですぐに意識を失う場合もあれば、診察室の外の待合室で座っている時に失神し倒れ込んだ場合もありました。この現象は血管迷走神経反射といって、誰にでも起こりうる現象です。
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