春の陽気に誘われて、道の駅スタンプラリーを目的にドライブ旅へ出かけました。今回のルートは埼玉県加須市からスタートし、まずは「道の駅かぞわたらせ」へ。渡良瀬遊水地の自然と風、そして地理好きにはたまらない三県境を巡る、心地よい春の一日です。
春のドライブで加須市へ
朝の空は澄み渡り、気温もちょうどよく、絶好のドライブ日和。都心から車で約1時間半、加須市の田園風景を抜けて、道の駅かぞわたらせに到着しました。駐車場に車を停めると、すぐに渡良瀬遊水地から吹き抜ける風が頬を撫でてくれて、思わず深呼吸。春の空気と自然の香りが混ざり合い、旅の始まりを感じさせてくれました。
渡良瀬遊水地──風と水と空のハーモニー
道の駅の裏手には展望台があり、そこからは渡良瀬遊水地の広大な景色が一望できます。ヨシ原が風に揺れ、水面がきらきらと輝く様子は、まるで絵画のよう。風がとても心地よく、しばらくベンチに座ってぼんやりと景色を眺めていました。

展望台には「恋人の聖地」として認定されたハート型のモニュメントや鐘があり、記念撮影にもぴったり。カップルだけでなく、家族連れやソロ旅の方も楽しめるスポットです。
三県境──埼玉・群馬・栃木が交わる不思議な場所

道の駅から徒歩約10分の場所にある「三県境」は、埼玉県・群馬県・栃木県の3つの県が一点で接している珍しいスポットです。日本にはいくつか三県境がありますが、ここはその中でも数少ない「歩いて行ける三県境」として知られています。

地面には三県の境界線を示すプレートが埋め込まれていて、片足ずつ違う県に乗せることも可能。ちょっとした地理のロマンを感じられる場所で、旅の記念にぴったりの写真スポットです。周囲は静かで、風の音と鳥のさえずりだけが響く、まるで時間が止まったような空間でした。
スタンプラリーの第一歩──記念すべき1つ目のスタンプ

今回の旅の目的でもある道の駅スタンプラリー。館内の情報コーナーに設置されたスタンプ台で、記念すべき1つ目のスタンプをゲットしました!スタンプのデザインは渡良瀬遊水地をモチーフにしたもので、旅の始まりにふさわしい一印となりました。
スタンプ帳に増えていく印が、旅の足跡のようで嬉しくなります。押した瞬間の「カチッ」という音とインクの香りが、旅の記憶をより鮮明にしてくれました。
次の目的地へ──童謡のふる里おおとねへ
道の駅かぞわたらせを後にして、次に向かったのは「童謡のふる里おおとね」。ここでもスタンプを押し、お土産に買ったシフォンケーキが絶品だった話は、次回の記事で詳しくご紹介します。



