「道の駅みなの」でオジギソウのミニ盆栽を手に入れた後、車で約15分。次に訪れたのは、秩父市吉田地区にある「道の駅 龍勢会館」です。山々に囲まれた静かな集落の中にあり、秩父の伝統文化「龍勢祭」にまつわる展示が楽しめる、ちょっとユニークな道の駅です。
駐車場に車を停めると、周囲はのどかな田園風景。道の駅の建物は木造で、どこか昔ながらの郷土資料館のような雰囲気が漂っていました。
龍勢祭とは?
「龍勢祭」は、毎年10月に開催される秩父市吉田地区の伝統行事で、手作りのロケット「龍勢」を空高く打ち上げる祭りです。その歴史は約400年とも言われ、農民たちが五穀豊穣や無病息災を願って始めたとされています。
道の駅に併設された「龍勢会館」では、この祭りに関する展示が行われており、実際に使われた龍勢の模型や、打ち上げの様子を収めた映像などが見られます。入館料は大人300円と手頃で、館内は涼しく快適。展示は丁寧に作られていて、龍勢の構造や打ち上げの技術、地域の人々の思いが伝わってきました。
龍勢の迫力を映像で体感
特に印象的だったのが、祭り当日の様子を収めた映像コーナー。山の斜面から勢いよく打ち上げられる龍勢は、手作りとは思えないほどの迫力で、観客の歓声とともに空へと舞い上がる様子に思わず見入ってしまいました。
映像の中では、打ち上げ前に読み上げられる「口上」も紹介されており、ユーモアと地元愛にあふれた言葉が印象的でした。こうした文化が今も地域に根付いていることに、深い感動を覚えました。
スタンプをゲット!

スタンプラリーのスタンプは、龍勢会館の入口付近に設置されていました。龍勢のロケットが描かれた力強いデザインで、スタンプ帳に押すと旅の記録がまた一つ鮮やかに刻まれます。
地元の特産品もチェック
道の駅の売店では、秩父産の野菜や加工品、龍勢祭にちなんだグッズなどが販売されていました。龍勢のイラストが入ったTシャツや手ぬぐいなど、旅の記念にぴったりなアイテムもあり、見ているだけでも楽しい時間に。
今回は「秩父銘茶」と「梅干し」を購入。どちらも地元の味が感じられる品で、帰宅後の楽しみが増えました。
まとめ──文化と自然が調和する道の駅
「道の駅 龍勢会館」は、秩父の自然と伝統文化が融合した、学びと癒しのある場所でした。スタンプラリーの旅の中でも、地域の歴史に触れられる貴重な体験となり、訪れて本当に良かったと感じます。
いつかまた、新たな道の駅を目指して、秩父路をさらに深く巡ってみたいと思います。文化、風景、人の温かさ──道の駅には、旅の魅力がぎゅっと詰まっています。


