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腎移植体験記【2】2〜4回目の通院:精神科、成人心エコー検査、CT検査

医師通院

ハロー!腎移植レシピエントの肉球アッパー(@hellokidneylife)です。

2〜4回目の通院は大体1ヶ月おきでした。

人生で初めての大きな試練に立ち向かうべく、着々と準備を重ねているような感覚を呼び起こされていきます。

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2回目の通院:精神科(2017年5月22日)

腎移植をするドナーとレシピエントは、別々に精神科にかからなくてはなりません。

これはドナーが本当に腎臓を提供する気があるのかを確認するためです。

脅されたり洗脳されたりして、納得しないままでの腎臓提供といった事態を避けるための措置ですね

以前に犯罪がらみの移植が行われてしまったことから徹底されるようになったとのことです。(宇和島臓器売買事件)

南病棟(昭和感が漂う建物です)の精神科で、これまでの経緯や移植を決断した理由など質問に答える形で夫婦別々に診察を受けました。

私は以前よりメンタルクリニックに通っていたので、手術に際しての心のケアを精神科の先生が入院後はフォローしてくださることになり、心強い思いをしたことを覚えています。

3回目の通院:成人心エコー検査(2017年6月21日)

心エコーというのは心臓超音波検査のことです。

エコー検査といえば、妊婦さんが行う印象がありますがそれの心臓版ですね

心臓の形や働きに異常がないかのチェックが目的です。

時間は20分ほどで、手順は以下のとおり。

  1. 検査室に入って上半身裸になりベッドに仰向けに寝る
  2. 同時に心電図も取るので手首と足首に電極をつけられる
  3. 検査技師がゼリーをつけた超音波発信機を心臓のあたりや肋骨の隙間から動かして、画面に映る心臓のエコー画像を見て時々、撮影していく

この時手首足首の電極やゼリーがヒンヤリして少し寒くなります

この日はこの検査だけでしたので、総合外来センター3階にあるレストラン「松本楼」でランチを食べて帰宅しました。

4回目の通院:CT検査(2017年6月29日)

腎臓の形や状態を見るためCT検査を受けました。

検査台に寝た状態のままドーナツ状の機械の中に入って、X線で体の断面を撮影する検査です。

私の場合は多発性嚢胞腎ですので、どのように嚢胞が付いているのか腎臓の大きさや位置をチェックすることが重要でした

その後、これまでの検査の結果を受けて担当医師の診察があり、続いて移植コーディネーターさんとの2回目の面談があり、今後の検査や移植手術の詳しいお話などを伺いました。

疑問やわからない点があれば、その場で質問に答えてもらえます

さいごに

ここまでは何事もなく淡々と日々が過ぎて行きました。

若松河田駅から病院までの道沿いの木々が新緑に染まって行くのを見つつ、季節の移ろいを感じたものでした。

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