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腎移植体験記【4】6回目の通院:眼科検診、肺機能、麻酔科

待合スペース通院

ハロー!腎移植レシピエントの肉球アッパー(@hellokidneylife)です。

2017年9月11日、ついに入院前最後の通院です。

予約をしてあるとはいえ、待ち時間が意外と長くて丸1日がかりでした。

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眼科検診

通常の視力検査のあと、薄暗い部屋で眼底カメラによる精密検査。

瞳孔を強制的に拡張させる目薬を差されたので、昼食で屋外に出たとき景色が眩しくて、うまく歩くことができませんでした。

元に戻るまで20分程かかります

肺機能検査

簡単に言えば肺活量の測定です。

これは、口にくわえたホースからコピー機ぐらいの大きさの専用の機械に思いきり息を吐き、モニターに結果が表示される方式でした。

大きく吸って〜〜吐いて!吐いて!吐いて!吐いて!思いっきり吐いて〜!

ふふう〜ふう〜う〜う〜・・!

よく出来ました〜!

検査技師の方がやたらテンション高くて、これが数回続いたので

こんな楽しい検査もあるんだなぁ

ととても印象に残っています。

胸部・腹部X線撮影

これは通常の健康診断でするような、一般的なレントゲン検査なのですぐ終わりました。

歯科検診

グラグラしている歯や虫歯、歯石が無いかなど隅々まで検査されました。

なんで歯科?

手術時の全身麻酔下では、自発呼吸が止まるため肺に酸素を送る管を口から挿入します。

そのときに歯が折れてしまったり、口腔が不衛生なままだと汚れが気管や肺に押し込まれ、肺炎の原因になる可能性があります。
また虫歯があり今は痛くなくても、手術後に免疫機能が下がり痛みが出た場合、抵抗力が低い状況下では治療が困難となります。

そこで治療が必要なら、術前にしておこうという意味合いがあるのです。

なるほど

私の場合、親知らずを抜いた方が良いかもしれないと言われましたが、私の親知らずは半分埋没しておりかなりの痛みを伴う抜歯になるので、その場で断りました。

実際、術後に歯が痛むことはなかったので良かったです

麻酔科

診察室で全身麻酔をどのようにして行うか、どのような注意があるのかなどの説明を受けました。

具体的には、「手術室に入るまで」「手術室に入ってから」「麻酔開始から手術が始まる時」「手術中」「手術が終わってから」の各段階ごとにどのような処置がされるのかを、プリントや冊子を使って丁寧に説明されます。

全身麻酔に関しては、不安というより恐怖心を感じていましたので、色々と質問して全てに答えてもらえたので、いくらか気持ちが楽になりました。

手術中に目が醒める事はありますか?痛みで死ぬかも・・・

心電図、脳波など常にモニターしているのでありえませんよ(笑)

さいごに

これまでの検査結果を踏まえた診察をしてもらう予定でしたが、泌尿器科の担当医師が学会出席のため不在となってしまいました。

検査項目が多かったせいで、時間がずれ込んでしまったのが原因です

入院前の最後の診察がなかったことで、心に一抹の不安を感じたのを覚えています。

前回の診察で手術日と入院日を告げられていましたので、総合外来センター1階の入院予約室で入院の説明を受け、同時に入院予約をして帰宅しました。

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