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腎移植体験記【3】5回目の通院:膀胱尿道造影検査でまさかのハプニング!

失神通院

ハロー!腎移植レシピエントの肉球アッパー(@hellokidneylife)です。

2017年8月10日、5回目の通院、膀胱尿道造影検査を受けました。

これは膀胱、尿道、前立腺の形、大きさ、尿の逆流がないかを膀胱に造影剤を入れレントゲンで撮影して調べるものです。

はじめにトイレで尿を出しておくよう前もって言われていました

地下1階の検査室に入ると下半身を下着も全部脱いで紙製の検査着をはきます。

この検査着は、前部分が開き性器が丸出しになるような作りになっていてちょっと恥ずかしいです。

最初に検査台に仰向けになり上部のレントゲンのカメラで通常時の膀胱を撮影します。

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検査台の上の鯉

その後、検査技師が尿道に管を挿入するのですが、これが思っていたより太く4ミリくらいありではありませんか。

しかもゴム製のチューブで、膀胱に届くよう全長40センチくらいあるのを見てビックリ&不安が最高潮。

そ、そんなに太くて長いんですか!?

そうですよ〜、行きますね〜、深呼吸してくださ〜い

と言いながら、当たり前ですが慣れた手つきでグイグイ入れ込んできます。

この検査は結構ツライと聞いていましたが、初めて体験する痛みに悶絶してしまいました。

ムグゴガガ・・・

管が入るにつれ、尿道ってこんなところを通っているんだというのがわかるような体の内部の痛み、まさに想定外。

額に脂汗がにじみんでいるのがわかる・・・

その後、大きな注射器を管につなげて造影剤を膀胱に入れていきます。

膀胱の容量を測るのが目的なので、尿意が限界になるまで数回繰り返しました。

我慢できなくなったら、検査技師にその旨を伝えます。

すぐさま管を引っ張り出され、膀胱が最大まで膨らんだ状態を撮影。

管が抜かれるときも痛い!

そして、検査台ごとゆっくり90度回転、ヘッドアップ。

直立姿勢の状態になったあと尿器に排出し、その様子を腎臓への逆流がないかを含め撮影される、はずだったのですが。

緊急事態発生!

検査台が立ち上がったところで意識を失ってしまいました。

痛みに弱い体質によって起こる、血管迷走神経反射です

横になった検査台に寝かされ、意識がはっきりしてきましたが、検査は中止に。

ちょっとした騒ぎになってしまいました

しかし、まだ膀胱内に造影剤が残っているため、取り出す作業をしなければなりません。

再びゴムチューブを挿入され、

同じ痛み!

さっきとは逆の要領で注射器を使って造影剤を取り出すや否や、すぐさまチューブを引っこ抜かれました。

またまた痛い!

通報を受けていたのでしょう、病院内の救急隊らしき数人が来て確認作業をしたあと、ストレッチャーに乗せ換えられてガラガラと移動が始まります。

ケアルームに連れて行かれ、横になったまましばらく安静にして様子を見ることになりました。

2〜30分横になってから血圧が安定して歩けるようになると、CT検査に行くようにとの指示。

どうやら気絶して転倒した時に頭を打ったらしく、念のため脳の状態を調べておきたいとのこと。

膝や右足の親指も打撲していました

CT検査の後は神経科の診察です。

検査の結果、幸い脳に異常は見られませんでした。

同時に血管迷走神経反射になりやすい体質なので、今後注意すべき点についてお話が十数分。

・横になった状態から急に起き上がらないこと
・痛みやストレスにさらされる検査の場合、前もって担当者に伝えること など

採血には気をつけていたけど、尿道に管が入るのがあれほど痛いとは・・・

その後、泌尿器科の担当医師の診察を受け、移植コーディネーターさんと3回目の面談を行いました。

これまでの期間で「わからないこと・不安に思うこと」などのお話をして、予定より大幅に遅れて病院を後に。

さいごに

その日から4日間は、男性器の先端に擦れたような痛みがあり、排尿時にはさらに痛み悶えるという日々が続きました。

痛い〜〜・・・・

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