ハロー!腎移植レシピエントの肉球アッパー(@hellokidneylife)です。
前々回、余丁町クリニックの診察において「AST」「ALT」の数値が高い状態が続いていることから、検査と専門の医師による診断が必要との指示を受け、前回、2018年6月の初めに東京女子医科大学病院の消化器内科において血液検査と腹部エコー検査を受けました。
これらは肝臓に異常があり肝細胞が破壊されると血液中に流れ出します。
この数値が基準値より高いということは肝臓になんらかの問題があるということです。
その結果をふまえての消化器内科の診察予約が、どういうわけか1ヶ月先までいっぱいだったのです。
異常な暑さのこの年の、輝く青空とは打って変わって、私の心はどんよりとした曇り空でした。
待ちに待たされ長椅子で
2018年7月の初め、私はふたたび東京女子医科大学病院の消化器内科の受付に立っていました。
予約がしてあるのだから、それほど待たないだろう
と思っていましたが、私のクリアファイル(診察券と受付票が入っている)を手にした受付の人は、少し申し訳なさそうな表情をしていました。
〇〇(医師の名前)の受付は完了したんですけど、しばらくお待ちいただくことになるかと思います
どのくらい待ちますか?
え〜1・・いや・・2時間・・・どこか別の場所でお時間つぶしてもらっても大丈夫かと・・・
え!そんなにかかるんですか?
はい、ただいま混みあっていまして、最低でも1時間・・・は、かかるかと・・・思います・・
わかりました・・・順番が来たら画面に番号、出ますよね?
はい
とりあえず、長椅子に座って様子を見ることにしました。
なんせ予約を入れているのですから。
診察室が両側にいくつも並んでいる、中待合室と呼ばれるスペースへの入口の壁にモニターが設置してあって、診察室番号、医師名、混雑具合などが表示されています。
自分の受付番号が、該当する診察室番号の欄に表示されたら、診察まで後2〜3人になったという証拠なので、中待合室に移動して診察室の前の長椅子に座って待ちます。
混雑具合を確認しようとモニター画面を見ると、「時間通り」と表示されています。
これは、意外と早いかもしれないからここで待つか・・・・
スマートフォンをバッグから出してパズルゲームを始めました。
5分くらい経過してふたたびモニター画面に目を向けると、「1時間遅れ」との表示。
やはり遅れが出だしたか・・・
ところが、この日はゲームが絶好調でクリアが続き、先へ先へと進んでいきます。
もう少し待って見るか・・・
何週間に1回あるかないかのフィーバー状態で、ゲームをやめるころ合いがつかめずに時は流れ、1時間。
モニター画面の表示は?
と顔を上げると「2時間遅れ」の表示。
予約してるのに、なんでこんなに遅れる!?
すると、私よりも前から待っているご高齢の方が、ツカツカと受付に歩みよりひと言。
あと何人?ずっと待ってるんだけど!
え、と、〇〇さんは・・あと7番目です、もうしばらくお待ちいただけますか?
・・・・・・
こんな感じの問答が、2〜3人続いたころには、さすがにゲームをする気も失せ、お尻の痛さも相まって、かなりイライラしてきました。
ここまできたら順番がくるまでここで待ってやる!
と、訳のわからないな意地のようなものが、心の奥底からフツフツと込み上げてきて、行き交う人々の観察をしたり、伸びをしてみたり・・・。
気がつけばもう3時間が経っていました。
待ちくたびれて、ボーッとしていた時です。
もう見飽きてしまったモニター画面に、私の番号がおもむろに「ポッ」と点灯しました。
勝った!
と、心の中でガッツポーズをしながらすっくと立ち上がり、中待合室へ。
さいごに
ここまでくれば、時間の問題です。
5分ほど待つと、診察室のドアの外側の横の壁のモニターに、「受付番号○○○○の方、診察室にお入りください」の表示が。
やっとのことで、診察室までたどり着きました。
東京女子医科大学病院へは、何度も訪れていますので待たされることは知っていたのですが、これほどの長時間にわたって待たされたのは初めての経験でした。
つ、疲れた・・・