ハロー!腎移植レシピエントの肉球アッパー(@hellokidneylife)です。
前回、7月下旬の余丁町クリニックでの腎移植外来において、肝臓の数値(AST・ALT)がさらに上がったとの診断を受けました。
2017年2月頃から徐々に上がってきていたので、4月より「ウルソ50mg」という錠剤を毎食後に飲み、これまで「グリチルリチン製剤40ml」の静脈注射を3〜4回受けてきました。
これまでの推移
これまでの数値の推移と今回の結果をグラフ化します。
(単位U/l)
少しずつ上がってきているのがわかります。
3月から7月にかけて、数値が下がっているところがありますが、このときに「グリチルリチン製剤40ml」が投与されたのでしょう。
7月23日に、AST・ALT がそれぞれ 74・173 だったのが、今回は 47・112 まで劇的に下がっています。
とはいっても、基準値を超えているのは変わりませんが
数値が下がったヒミツ
7月23日からの2週間、私なりに意識して行ったことがあります。
高い抗酸化作用がある「ビタミンE」を意識して摂取することです
活性酸素が多いと肝細胞の老化が進み、解毒や代謝・分解機能が衰えてしまいます。
そこで、活性酸素を抑えることで肝機能が改善するのではないかと考えたのです。
このなかで注目したのは、アーモンドと緑茶です。
いつでもどこでもそのまま気軽に摂取できる!
小腹が空いたときのおやつとして、普段何気なく食べているものを、アーモンドと緑茶に置き換えました。
夏場はアイス緑茶でガブガブ飲むのが、スッキリしてとても美味しいです。
ただ、水出し緑茶は抽出に2〜3時間置かなければならないものが多いので、粉末状の緑茶を買ってきて、グラスで水に溶かして飲むことが多いです。
素焼きアーモンドは、どこでも売っていますので比較的安価で手に入りますね。
休日は、テレビを見ながら、またはゲームをしながらポリポリ食べていました。
ただ、ちょっと飽きてきたときは、アーモンドミルクを飲んだりもしました。
アーモンドミルクは乳白色をしているので「アーモンドの入った牛乳?」と思う人もいるかもしれませんが、原料はアーモンドと水からなる植物性飲料なんです
現在は色々なフレーバーが発売していますので、飲み比べてみるのも楽しいです。
肝臓以外にはどんな効果がある?
ビタミンEについて、他にはどんな効果があるのか、ちょっと気になって調べてみました。
疲れ目・かすみ目の予防
視力を安定させて常に物をはっきり見る効果が期待できるようです。
長時間のパソコン作業など、目を使う機会が多い人には向いていますね。
これは私にも当てはまるなぁ
美肌
メラニンの沈着を抑えてシミになるのを防いだり、紫外線を防御するなど、お肌に良い影響が期待できるようです。
これいいね
イライラ解消
ストレスは体内の活性酸素の働きを強めてしまい、その増えた活性酸素を抑制するために多くのビタミンEが失われます。
ビタミンEを補充することで、イライラや落ち込みに効果が期待できるようです。
注意点は?副作用はあるのか
ビタミンEは、食品から自然に摂取するのであれば、これといった副作用はありませんが、体への吸収率が高くなるよう作られているサプリメントの過剰摂取は控えたほうが良さそうです。
過剰に摂取すると、体内の栄養バランスが大きく崩れて、下痢や吐き気など胃腸に関する症状が引き起こされると考えられているからです。
アーモンドは意外と腹持ちが良い印象を持ちました。
食べ過ぎて、普通の食事がおろそかになるようでは本末転倒ですから、くれぐれも適量をキープしていくことが大事ですね。
さいごに
アーモンドに緑茶という新生活習慣は、今のところ問題なく続けていけそうです。
この調子でビタミンEを継続的に摂取していけば、肝臓の数値(AST・ALT)は、いずれ基準値範囲内にまで下がってくるのではないでしょうか。
もちろん、病院で処方された内服薬も併用しながらですが、日常生活の中でのひとつの解決策が確認できたので、気持ちが前向きになり、今後が楽しみな今日この頃です。