ハロー!腎移植ドナーのふぐモフ(@fugumofu_HKL)です。
2017年3月、予約した初診の日、わたしと旦那さんは初めて東京女子医科大学病院(以下、女子医大病院)に行きました。
これから通うことになる女子医大病院は、今まで行ったことのある病院とはまったく違うものでした。
わたしの女子医大病院の第一印象を記そうと思います。
細長い道のり
わたしは、初診のその日はとっても眠くて不機嫌でした。
不機嫌なまま、都営地下鉄大江戸線の若松河田駅で降りたのですが、この駅は地下深く、地上までエスカレーターと階段で登らないとならないのです。
大江戸線あるあるですね
また、駅から病院までの道は、歩道の幅が狭い割にはたくさんの人の往来があり、そんなに遠くないはずなのに、なかなかたどり着かず、にょろにょろと歩いて行きました。
にょろ長い道の両端には処方箋薬局が並んでいて、時々飲食店が挟まっています。
薬局のベゴニアのプランターやらフェイクの植物やら飲食店の看板やら、道幅の割に、かなりの原色風景です。
眠かったので、そんな風に見えました。
そうして、やっとこ病院にたどりつきました。
これが病院かあ
病院は美術館のようで、壁はガラスなので中はとても明るく、広々とした吹き抜けになっています。
きれいで、病院ぽさがありませんでした。
大きくてきれいな建物はわくわくします。
今まで行ったことのある病院とはまるで違います。
たぶん、お化けは出ないでしょう
大きい病院なので、1階で受付をしたら、エスカレーターかエレベーターで目指すフロアに向かいます。
予約しているので、すぐに診察室に呼ばれるかと思いきや、1時間くらい待ちました。
患者さんは大勢いるのですが、みなさん漏れなく待たされます。
これ予約って意味あるのかな
きれいな建物なので、散策して、3階に日比谷松本楼があるので、いつか必ず利用しようと思いました。
また、3階にはテーブルと椅子が置いてある休憩スペースがありますが、自分の番号が掲示板に映るのを待たないといけないので、掲示板の前に詰めていなければなりません。
わたしの気分は、ゆっくりと徐々に、わくわくからくたくたへと変わりました。
待ちに待って、ようやく診察室に入ると、ピカピカの大きな革靴を履いた、めちゃくちゃ声の大きい、ガタイのいい先生がいたのです。
こんにちは!
わたしはくたくたなのに・・・
これが診察かあ
わたしは待ち疲れて目をしょぼしょぼさせながら、問診を見ていました。
わたしは病気ではないので、旦那さんが症状や経緯を話すのを横に座って聞いていたのです。
先生は腎臓移植についてのざっくりな話をしました。
ざっくりすぎて、あまりピンとこない
説明する方は何度も同じ話をしているのだろうけど、こちらは初めてのことなので、毎度おなじみな調子で話をされても。
多分、質問をしたら答えてくれるのだろうけど、何をどう聞けばいいのかわからないので、ただざっくりを聞いて、初の診察が終わりました。
その後、移植コーディネーターさんに会いました。
移植コーディネーター!初めての移植コーディネーター!!海外ドラマのように、移植を取り仕切る風ではなく
わからないことがあれば何でも聞いてください!
と気さくな感じの人です。
ちょっとほっとしました
そして、わたしと旦那さんの適合検査のための採血をして、次回の診察の予約をしてからようやく家に帰れたのです。
さいごに
病院がきれいなので、長い待ち時間も、なんとか過ごせました。
汚いより、きれいな方がいいに決まっていますから。
待合の椅子も大量に置いてあり、病院はもう、待たせる気満々です。
電光掲示板に自分の診察番号が表示されるのを待つのは、ちょっと、エレベーターのフロア番号を見るのに似ています。
早く早くと念じても通用しません。
待ち時間は、本も読めるし携帯もありますが、それでもやっぱり疲れてしまいます。
女子医大病院の第一印象は「血を取って待つところ」でした。